スペクトラムアナライザ見ればノート(音程)は分かる

この記事ではスペクトラムアナライザの結果を視覚的にノート(音程)に変換してくれる便利なプラグインを紹介します。 結構知ってる人も多いと思うので特別な知識でも何でもない記事ですが、前の記事の補足的要素の記事です。

因みにですが今回紹介するプラグインはFabfilter Pro-Q3です。 有名なEQですし知ってる人も多いと思います。なので結構使ってる人は知ってると思いますが、これ周波数をノートで表してくれる機能が付いてるんですよね。 今回はベース3種類(筆者はベース音好き)を使ってどの様にPro-Q3のアナライザーが反応するかを見ていきたいと思います。因みにですが、Voxengo Span(これはアナライザーですね)は無料で同じ様な機能が付いてるらしいです(筆者は使った事ないので記事にはしませんが)。

まずはサイン波の低音で見てみましょう。

サイン波は倍音など含まない純粋なトーンなので分かり易いですね。低音のAは55Hzになっています。またスペクトラムの下にはピアノの鍵盤で音程が表示されてて非常に分かり易いですね。

次はちょっと複雑にReese系のベースでやってみました。

これはSawなど倍音を多く含む音で、ノイズなども色々混ざった音なので帯域が上の方まで行っていて聴いた感じはちょっと複雑ですが、アナライザーではちゃんと一番下のノートはA(110Hz)になってますね。

最後は実際にベースを弾いた時の音です。

これはオクターブ上(2弦3フレット)のFの音です。これも一番下で出っ張ってる音の周波数を見ると約87Hzになっているのでしっかり分析されてますね(当たり前の事ですが)。

知っていればたまには役に立つ

まぁぶっちゃけこれを知ってても使い所はそこまで多くはないんですけどね、、。筆者の場合はミキシングのお仕事のご依頼を頂いた時になぜか使う必要があった為使った感じです(理由は全く記憶にございません)。

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